～ クラス代表グループが決まりました ～

　小雨交じりの5月29日（土）、東京は最高気温17度と4月中旬なみの肌寒い朝でした。今日の授業で各クラスの代表グループが決まります。授業に備えて、前日から東京入りをしていた岩女メンバーも、いつも以上に緊張した朝を迎えました。
　これまで、AクラスからEクラスまで、５人のメイン担当者と5人のサブ担当者が、生徒さんたちといっしょにそれぞれのコンセプトを育ててきました。FAXやメールで何度もやりとりしながらコンセプトをつくりあげてきただけに、今日の日を迎えるのが楽しみでもあり、残念でもある複雑な気持ちで、品川女子学院の門をくぐりました。
　生徒さんたちにとっても特別な1日の始まりだったことでしょう。
　いつものとおり、岩女メンバーは教室前方のドアから入室しましたが、生徒さんたちの緊張と興奮が伝わりました。

　生徒さんの司会でスタートしたプレゼンテーションはパワーポイントを使って行われました。弊社の商品の歴史を分析し新しい商品を考えてくれた班、新しい味を開発するために先生方にアンケート調査をしてくれた班、アニメーションを駆使して資料をつくってくれた班など、工夫をこらしたプレゼンテーションに、岩女メンバー一同感心するばかり。代表グループを選ぶという大役が待っているにもかかわらず、それぞれの班の発表に見入ってしまいました。
　すべての班の発表が終わったあと、別室に岩女メンバーが集合し代表グループを決めました。
　生徒さんたちの「コンセプト評価シート」の結果に加え、これまでの取り組みの様子、プレゼンテーションの内容、商品にしたときの新奇性などを加味し、時間ぎりぎりまで協議しました。苦渋の決断で1クラス、１つの班に決定しましたが、どの班が代表グループになってもきっといい商品ができたと思います。
　発表の瞬間は、ほんとうに感動的でした。全員で代表になったクラスメートをたたえ、自分のことのように喜んでくれたのが印象に残っています。

　今後、各クラスの代表グループになった５つの商品案が、７月の役員プレゼンテーション、９月の白ばら祭のモニタリングなどを経て、１つの商品案へとしぼりこまれます。2011年2月、自分の担当したクラスの商品が岩塚製菓の看板を背負って市場に出回る日を夢見て、岩女メンバー全員が襟を正した1日でした。

　あらためて品川女子学院中等部3年生の皆さん、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。