～ 五感で知ろう！お米のおいしさと米加工品vol.2 ～

　7月の工場見学以来の品川女子学院とのコラボレーション授業です。今回の講師は、入社8年目、商品企画課の長谷川です。

　体育館で、中学２年生全６クラスを前に講義を行いました。普段の仕事では、200人もの人の前で話をするのはほとんどないので、緊張しながらのスタートでした。
　まず、お米が日本に伝わった歴史と世界中で食されている穀物「麦」の話から始めました。世界には主食を米のように「粒」の状態で食べている「粒食（りゅうしょく）文化」と、主食をパンやパスタのように粉にして食べている「粉食（ふんしょく）文化」があることを話しました。

　今回、弊社とコラボレーションしている品川女子学院の生徒さんは14歳。朝食は「パン党」が６割くらいはいたようですが、実はみんな、「ご飯も大好き」というのが、嬉しい事実でした。なんといっても日本人の主食はご飯！ですよね。
　ご飯を中心とした日本型の食生活が健康によいことや、稲作が環境や社会に及ぼす影響などといった少し難しい話も、生徒さんたちが興味深く聞いてくださったので、頑張って準備したかいがありました。
　また、｢米粉｣や「米めん」といった、お米をつかったいろいろな加工品を紹介し、改めてお米の可能性について学んでもらいました。

　お米が日本に来た説に3つのルートがあることや､季節の行事が実は田んぼの神様をたたえることだなんて､初めて知ったという生徒さんも多かったのですが、講師役を務めた長谷川をはじめ、岩女メンバーも、改めてお米について学ぶことも多く、これから始まる商品開発に向けて、「一歩前進！」といった有意義な時間を共有できたと思っています。

　次回はさまざまな種類のお米を実際に食べていただき､お米の知識を深めていただく体験授業です。お楽しみに！