~ 五感で知ろう!お米のおいしさと米加工品 vol.3 ~
今回の授業のテーマは「お米のおいしさ、お米の違い」――ひと言に「お米」といってもいろいろな種類があるので、うるち米やもち米など何種類かのお米を実際に食べていただき、味の違いを体験していただく授業です。
これまでは6クラスの生徒さんを一同に集めての授業でしたが、今回は、各クラスに分かれての体験型授業なので、弊社から「TEAM岩女(いわじょ)」の6人が講師として、各クラスを担当しました。
今回用意したお米は・・・
①うるち米
②もち米
③玄米
④タイ米
⑤紫黒米(しこくまい)
の5種類です。
グループに分かれ、5種類のお米を試食しながら、見た目や味の特徴を話し合いました。
タイ米を食べるのは初めてという生徒さんも多く、興味深く授業に取り組んでいたのが印象的でした。紫黒米はその名の通り黒いお米で、古代中国から日本に伝わったお米の一つ。見慣れた白米と正反対の、黒いご飯の見た目に生徒さんたちは一瞬、ぎょっとしていました。でも、そこは好奇心旺盛な14歳。すぐに手を伸ばし、試食してくださいました。
「おいしい」「これはちょっと、口に合わないなあ」「食べた感じがかたいね」といったいろいろな感想や意見を交わしながら、各グループで話し合ったことをまとめてもらいました。
「うるち米がいちばんおいしい」と言ってもらえるのではと、予想していましたが、うるち米よりもタイ米や紫黒米がおいしいという生徒さんもいて、外国産米に対する先入観もなく、お米の食感への許容範囲が広いように感じました。
グループごとに感想をまとめたら、いよいよ発表です。
大勢の人の前で話すという体験は、今後の商品開発におけるプレゼンテーションの練習にもなります。
グループ発表では、「タイ米でカレーせんべいを作ったらおもしろいんじゃないか」な」とか「2種のお米をあわせて作ったらどんなおせんべいができるんだろう・・・」など、商品開発のヒントになりそうな意見も飛び出し、「お米の違い」をそれぞれ楽しんでいただけた授業になったようです。