岩塚製菓株式会社は2004年中越地震で被災しました。
恐怖と不安にかられるなかから、救い出してくれたのは、お客様の励ましの声でした。
東日本大震災の未曾有の被害状況を目の当たりにし、震災を経てきた弊社だからこそ、できることは何かを考えました。
弊社には、「人は財産」という企業理念と、「後世に米菓のよさを伝えたい」「地域の発展のために貢献したい」という企業使命があります。そこで、「明日へつなごうプロジェクト」を始動し、東日本大震災復興支援をしていこうと決意しました。
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2014年10月全商品国産米100%使用へ。岩塚製菓の考える「おいしい米菓」
すべての商品に、国産米100%のマークを
表示しています。
「被災地の子どもたちにも、夢を持ち続けてほしい」という願いを込め、被災地の子どもたちを支援しています。その中でも当社の所在地である新潟県長岡市に福島県南相馬市の方がたくさん避難されてこられたというご縁から、南相馬市を中心に活動を展開しています。また、商品の売り上げの一部を教育資金として拠出するなど、米菓やその原料であるお米を通して、子どもたちの夢を応援する、息の長い支援を続けていきます。
南相馬市の子どもたちと一緒に新しい米菓をつくりました。そこには、商品開発という体験だけでなく、つくった商品を通して、地元に戻れないでいる友だちや被災地を応援する方へ、南相馬市の子どもたちが元気でいることを伝えたいと考えています。
2013年3月に期間限定で発売した商品は好評で、毎年発売。2016年3月には、中学を卒業し、それぞれの夢に向かって歩み出す子どもたちのメッセージとともに商品をお届けします。
2013年3月に期間限定で発売した商品は好評で、毎年発売。2016年3月には、中学を卒業し、それぞれの夢に向かって歩み出す子どもたちのメッセージとともに商品をお届けします。
当社の契約栽培田で、春の田植えから始まり、秋には稲刈りをして収穫の喜びを体験してもらう取り組みです。2004年より全国から抽選で選ばれたお客様を対象に行ってきた取り組みを、2012年は南相馬市の親子をご招待して実施。秋に収穫したお米は学校給食で振る舞われました。
東日本大震災後の2011年6月真野小学校を皮切りに、「おせんべいができるまで」の出張授業を行いました。2012年1月まで全7回。1615名の児童に、つくりたての米菓を味わっていただき、おいしい笑顔をお届けしました。
震災直後より、被災者の皆様への義援金を岩塚製菓グループ社員より募り、2011年4月より、日本赤十字社を通じ、お届けしています。そのほか、東日本大震災復興チャリティーゴルフコンペ「岩塚製菓杯」や、商品の売り上げの一部など、継続して拠出しています。
南相馬市の子どもたちとつくった『バタしょっと』ならびに、『ふわっと えび味』の売り上げの一部も、義援金としてお届けする予定です。
南相馬市の子どもたちとつくった『バタしょっと』ならびに、『ふわっと えび味』の売り上げの一部も、義援金としてお届けする予定です。
岩塚製菓代表取締役社長、槇が偶然目にした記事がきっかけで、始まった品川女子学院の「28プロジェクト」とのコラボレーション。2年にわたる取り組みで、商品だけでなく、活動をまとめた本も出版され、それぞれの売り上げの一部を特定非営利法人「ジェン」に拠出しました。